痛みや不調で削られていく「やりたいこと」「その人らしさ」。 鍼灸 × 理学療法評価で、その先にある“自分らしい生活”を続けることを支えます。
痛みや不調で“あきらめていたこと”が、もう一度できるように。鍼灸はそのための一手段です。
以下で順番にお答えします。読み終える頃には、目の前の方に合うかどうかをご自身で判断できます。
「魔法」ではありません。リスク確認 → 評価 → 同意 → 施術 → 再評価、という医療の手順そのものです。
「気の流れ」だけでは説明しません。現代医学で考えられている作用は、主に次の4つです。
鍼刺激で皮膚・筋の感覚入力が入ると、脊髄後角で痛み信号の伝達が抑えられると考えられています。「痛みの入力が通りにくくなる」反応です。
脳幹から脊髄へ向かう疼痛抑制系やエンドルフィンなどの内因性鎮痛物質に関与すると報告されています。身体にもともとある鎮痛の仕組みを利用します。
筋・結合組織への微細な刺激で局所血流や組織の滑走性が変化する可能性が示されています。筋緊張・こわばり・循環不良が関係する痛みで動きやすさの改善につながることがあります。
圧痛点・筋硬結への鍼で筋膜性疼痛が軽減した報告があります。また交感/副交感のバランスにも影響し、睡眠や筋緊張に関連すると考えられています。ただし効果には個人差があり、万能ではありません。
“楽になった気がする”で終わらせません。看護・リハ職が共有しやすいPT評価の指標で、施術前後の変化を記録します。
| 指標 | 施術前 | 施術後(例) |
|---|---|---|
| 痛み(NRS/VAS) | 腰痛 7/10 | → 4/10 |
| 関節可動域(ROM) | 肩屈曲 90° | → 120° |
| 筋力(MMT) | 股外転 3 | → 4 |
| 動作(TUG) | 22秒 | → 18秒 |
| ADL | 立ち上がり「介助」 | →「見守り」 |
| 生活(睡眠) | 夜間痛で2回覚醒 | → 0〜1回 |
目指すのは「痛みを減らし、動きやすくし、生活動作を保つ」こと。
PT評価を共通言語にすることで、鍼灸の変化も医療・介護チームで共有できます。
医師の同意に基づく医療保険の訪問鍼灸は、介護保険サービスと併用できます。
はり・きゅうは医療保険の療養費。区分支給限度額の枠外です。デイ・訪問介護・ショートステイの単位を1単位も削りません。
介護保険サービスではないため、給付管理票への記載や単位管理は不要。必要なときだけ、ケアプランに「医療保険のサービス」として共有できます。
医師同意書の書式・依頼文・家族説明資料を用意します。CMが必ず取りに行くものではありません。調整負担を最小限にします。
痛みはNRS、動きはROM、生活面は立ち上がり・歩行・睡眠・介助量で共有。モニタリングや家族説明にそのまま使えます。
時間を重ねず、競合させず、疼痛緩和・筋緊張緩和・ADL維持の補助として連携。保険要件の確認は施術側が行います。
これは“紹介をお願いする”ための資料ではありません。
目の前の方がその人らしい生活を続けるための“選択肢”として。適応の見立て・保険要件の確認はこちらで行います。迷う段階でのご相談を歓迎します。
受付時間・訪問エリアはお電話・公式サイトでご確認ください。
※本ページは介護・医療連携先のみなさま向けのご案内です。保険適応の可否・自己負担額は、疾患名・医師の同意書・保険種別により個別に確認が必要です。医療保険の対象には医師の同意・対象症状・往療の必要性などの要件があり、同一症状を医療機関で治療中の場合は対象外となることがあります(要件確認は施術側で行います)。記載内容は制度改定等により変わる場合があります。
参考:NCCIH “Acupuncture: Effectiveness and Safety” / NICE NG193(慢性疼痛)。